海外旅行に行くと、場所によってはカジノで遊べる国もあります。
そこでちょっと立ち寄りたいと思っても、マナーを守らなければ入場させてくれないし、大きな恥をかくことになるので気をつけなければいけません。

ドレスコード

まずカジノで知っておきたいマナーとして挙げられるのは、ドレスコードです。
なぜ、ドレスコードがあるのかというとイギリスを始めとしたヨーロッパでカジノでは、紳士・淑女の集まる社交場だからです。
上流階級が多く集まる場所には、相応しい服装が求められます。
もし厳格なドレスコードがあるのに、観光気分でTシャツやデニムで行けば門前払いを食わされることになるでしょう。

どのような服装で行くべきかというと、格式に応じたものにしなければいけません。
格式は7種類に分類できます。
最も高い格式であるフォーマルでは、礼服や正装を着なければいけません。
フォーマルは、男性であればタキシードや燕尾服、女性は昼ならアフターヌーンドレスで夜はイブニングドレスと使い分けます。

そこからセミフォーマル・インフォーマル・スマートエレガンス・カジュアルエレガンス・ビジネスアタイア・スマートカジュアル、という順番で服装の格式が変わります。
一番下の格式であるスマートカジュアルでも、派手な色合いや肌の露出は避けた方が良いでしょう。
スマートカジュアルと言っても、やはりTシャツやデニムのことを指す言葉ではありませんから気をつけましょう。
靴についても男性は革靴、女性はパンプスなどにしておくべきです。
スニーカーはあまりにカジュアル過ぎるので駄目です。
また、ドレスコードでは、清潔さも重視されるので、汚れているのであれば取り替えましょう。

なおヨーロッパ圏ではなくアジア圏のカジノであれば、厳格なドレスコードが設けられていない事が多いです。
ドレスコードがなければフォーマルやインフォーマルの服だと、逆に周囲の客から浮いてしまいます。
そういうときには、スマートカジュアルくらいが最適です。

初心者必見!カジノはドレスコードを守りましょう

大きな荷物は持っていくことができない

他に守るべきマナーは何かというと、大きな荷物は持っていくことができません。
なぜなら、荷物の中に不正行為に使われるものがあるかもしれないからです。
あらかじめ荷物は宿泊場所に置いていくか、入り口にあるクロークに預けておくのが一般的です。
その際に、クロークの利用時間が過ぎてしまうと、荷物が取り出せなくなることに気をつけましょう。
もし、旅に必要な貴重品を預けたまま取り出せなくなれば、その後の行動に影響を与えます。
クロークを利用するときには、何時まで開いているのかを確認したほうがいいです。

写真や動画撮影は禁止されている

あとは、カジノに行った思い出を残したいと写真や動画の撮影をしたくなるでしょうが、それは原則として禁止されているところが多いです。
他の客のプライバシーを侵害することになりますし、その写真や動画を利用して不正行為が行われる可能性もあります。
もし、スマートフォンやカメラを使って撮影をしてい姿が見つかったら、注意を受けることになるでしょう。
そしてペナルティとしては、データの削除や退場を命じられたりします。
海外で、そういったトラブルになったとき、言語の問題もありますから適切な対処ができずに事態が悪化する恐れもあります。
撮影したくなる気持ちを抑えて、ただゲームに集中したほうがいいです。
もし、どうしても撮影をしたいのであれば、ラウンジなど撮影が認められているエリアもあるので、場所を移動しましょう。
あるいは、スタッフに許可を求めれば安全に撮影ができます。

まとめ

ゲームを遊ぶときに知っておくべきマナーとしては、ゲーム中にはチップに触れてはいけません。
負けたときに抜き取ったり、勝ったときに増やしたと疑われるのを防ぐためです。
同じように不正を疑われないようにテーブルに私物を置く、スマートフォン電話や通信をすること駄目です。
もし、急用で電話をしなければいけないときには、テーブルから離れましょう。