海外旅行では定番ながら、日本ではおこなわれていない制度の一つとしてチップがあります。
実はカジノでも使われているもの、その種類や使い方を知っていれば本場に行ったときに戸惑わなくてすみます。

場所によってチップの種類は異なる

ラスベガスに香港・マカオと場所によってその種類は異なります。
皆さんが思い浮かべるのは丸型でしょうが、四角形・楕円形だってあるのです。
たとえばラスベガス、白が1ドル・赤5ドル・緑が25ドルと色が異なります。
普通のオレンジは1000ドルで一回り大きめのオレンジ色だと25000ドルといった具合にサイズも違ってたりして、自身が行こうと思っているところのものを覚えておくことです。
どの国でも色分けが定着しているため、100ドルと数字を言わずともカラーを伝えればディーラーはちゃんと緑色と交換してくれるでしょう。
こちら、カジノ内でのみ使われるものなのでそのままその国の他の場所での旅行でチップとして使用しないよう、注意することです。

カジノのチップとは?種類や使い方、マナーを紹介!| カジリゾnavi

カジノでチップが使われる理由

それではなぜ使われるのか、金銭と交換で手に入ったカジノチップは一見ただのプラスチックの円形のものに見えて実はその中にはICチップが埋め込まれていたりします。
なのでこれを持ったまま出ていくことはできないでしょう。
盗難や偽造は不可能です。
大金が飛び交うこととなる場所ですから、現金よりも持ち歩く安心感もあり防犯上の理由があるのです。

現金も何枚もになると数え間違いはあって当然、ディーラーだって人間です。
でも大き目のオレンジ色を出してくれば、それだけで25000ドルだと一目でわかるのです。
分かりやすければ、我々プレイする側としてもありがたいです。
ゲームを進行しやすくする、そういった役割もあります。

金銭感覚を狂わせてたっぷりとお金を下ろしてもらうため

現金を持たずクレジットカード払いだと、お金は実態を持たないものとなりついつい使いすぎてしまいがちです。
お店側がクレジットカードを作るのを進めてくるのは、より購買意欲を高めたいといった理由があるのです。
それはカジノだって一緒です。
25000ドルは大金、もしもそれがただの大き目のオレンジ色のチップであればポンと出してしまうはずです。
これは運営側に対してのみ言えるメリット、金銭感覚を狂わせてたっぷりとお金を下ろしてもらうためにといった理由もあるのです。
そのことを知っておき、現金と交換するときに自分でハードルを設けておくことです。
大人の遊びであるカジノ、生活を脅かすほどのお金を使ってしまうような方はぜんぜんかっこよくありません。
くれぐれものめりこみすぎないよう、ほどほどに紳士の遊びで済ませてください。

少額であれば持ち帰っても捕まるようなことはない

現金代わりに使われるチップは、まったくの等価で交換されるので手数料がかかることはありません。
上手く利用し楽しくプレイしましょう。
尚、少額であれば持ち帰っても捕まるようなことはないのです。
巨額なら、ただのプラスチックの塊よりも現金として持って帰るに決まってます。
少し余った分、せっかく本場のカジノに来たのですから思い出の品として持って帰ってもいいかもしれません。
何しろ写真撮影だって禁止されているのですし、まさかラスベガスオリジナルのグッズなど売られているわけでもなく純粋に賭博を楽しむだけの場所です。
お土産となるようなものは他にはないのです。
というわけで、そういった理由で使われるというようなこともあります。

まとめ

その使い方や種類を知っているかどうかで、楽しみ方は全然ちがってきます。
その他にもこの場所ならではのルールやマナーは多数あり、行く前に勉強してから行った方が安心です。
もしも写真をパシャパシャと撮っていたりしたら、屈強な男性たちにつかまって別室に呼ばれてなんて面倒なことになるかもしれません。